紅茶検定対策(第6回初級編)|フレーバー(ド)ティーを知ろう

紅茶検定対策(第6回初級編)|フレーバードティーを知ろう tea

紅茶の種類は産地別、そして農園別にするととても多くの種類がありますが、アールグレイやフルーツティーは、香りを付着させたり、花びらやピールを乾燥させてブレンドするなどのフレーバードティーといわれます。

フレーバードティーも検定の問題として出題されるでしょうから、確認しておきましょう。

フレーバードティーとは?

フレーバードティーは、シンプルに言えば香りを付けた(着香)紅茶のことです。

さらに詳しくいえば、フレーバードブレンデッドセンテッドといった3つの分類に分けられます。

フレーバードは、茶葉に香りのエッセンスを吹き付けて乾燥させたものです。手ごろな価格で、他の茶葉と合わせて簡単にブレンドできるのも特徴です。

ブレンデッドは、ピールや花びらを乾燥させて茶葉に加えたものです。やや高価なものになる傾向が多いですが、蒸らし加減で香りや味に変化があるので、自分に合った楽しみ方ができます。

センテッドは、材料の香りを茶葉に吸わせたものです。基の茶葉の風味がしっかりと残りやすく、吸わせた香りはやさしくほのかになります。

JIKUTA
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白桃やマスカット、アプリコットなど、昨今では多くのフレーバードティーがあるので、様々なバリエーションが楽しめますね!

元祖フレーバードティー「ラプサンスーチョン」

中国の福建省にある武夷山(ぶいさん)という山で、正山小種(ラプサンスーチョン)紅茶に、松の煙で燻煙して着香したものになります。

ラプサンスーチョンこそが、元祖フレーバードティーになります。

個性のある独特な香りは、生葉を揉捻して発酵後、松の一種の松柏という木を燃やし、乾燥させる際に燻煙されたものです。

いぶした香りは正露丸に似ているそうです。

JIKUTA
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香りは正露丸と書きましたが、専門的に表現すればクレオソート臭といいます。

イギリスにおいて、この独特な香りは東洋の神秘的な香りとして親しまれ、アンティークなイメージになっています。

それにイギリスの水質は硬度が高いため、ほどよくスモーキーで味わい深い香りになり、逆に軟水の日本では厚みのある香りとなるようです。

渋みが少なく、甘みのある重い味で、香りが好みであれば非常に飲みやすくなっています。

東洋志向が高いイギリスにおいては、ブラックティー(ストレート)で飲むのがおすすめとされていますが、ミルクも入れて楽しむ向きもあるようです。

特殊な個性故に、スモークドサーモンのサンドイッチ、クラッシュタイプのチェダーチーズという限定的なフードチョイスになります。

食も多様化しているので、様々な食べ物を試してみるのも面白いでしょう。

グレイ伯爵の名前に由来「アールグレイ」

一方、有名なアールグレイはどういったフレーバードティーなのでしょうか。

1830年から18341年の間、イギリスの首相を務めた2代目グレイ伯爵の名前に由来したフレーバードティーがアールグレイです。

グレイ伯爵は、中国の使節団が持ち帰った紅茶を非常に気に入り、その香りの紅茶をトワイニングに注文しました。

使節団が持ち帰った紅茶はラプサンスーチョンでしたが、輸送中に香りが薄れてしまったことや、硬水の影響で香味が優しくなってしまい、本来の香りから遠のいてしまいましたが、なんともいえないドライフルーツの香りにも似ていました。

その香りは「龍眼」とのことでしたが、「龍眼」を知らないトワイニングは、1820年から知られていたベルガモット(柑橘系)のオイルを手に入れて、中国茶に着香しました。

そのできあがったフレーバードティーにグレイ伯爵が付けられ、これがアールグレイとなったのです。

本来、茶葉は正山小種に着香させるのが正統な製法かもしれませんが、今般流通しているのはどの茶葉にでもベルガモットの香りを付けて販売されています。

JIKUTA
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ちなみに、トワイニング社はアールグレイを作った際、特許を取得していなかったことから、販売は自由になっているそうです。

その他のフレーバードティーについて

香りがするお茶ということで、○○ティーとつくものがありますが、紅茶ならびに緑茶の様に、お茶の樹であるカメリアシネンシスから作られていないものもあります。

ハーブティールイボスティーです。

ハーブティー

ハーブ関連の記事については改めて用意していこうと思いますが、ラテン語のHerbaという「草」を意味する単語に由来するハーブは、美容・健康に役立つ香りのある植物というのが一般的な認識です。

ハーブは、1種類でも使えますが、いくつか種類をブレンドすることによって、自分自身の目的に応じたブレンドにしたハーブティーにすることができます。

JIKUTA
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健康維持を目的に、ハーブを利用した植物療法をメディカルハーブといいます。

ルイボスティー

ルイボスティーは優れた効能があることで有名だと思います。

そもそもルイボスは、南アフリカ共和国のセダルバーグ山脈に囲まれたミネラルたっぷりの一帯にしか産地はありません。

ルイボスは、活性酸素を除去する働きが高いと言われており、老化や美容といった面に期待されるお茶です。

ノンカフェインであるため、妊娠中・授乳中の女性はもちろん、幅広い世代が飲めるお茶です。

JIKUTA
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個人的には独特な風味があるのがルイボスティーだと思います。私は大好きですが、好き嫌いが分かれるフレーバではないでしょうか。

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