検定対策にサクッと見直し|メディカルハーブの基礎

メディカルハーブの基礎 herbs

2020年3月1日(日)に『第9回 ハーブ&ライフ検定』と『第26回 メディカルハーブ検定』の試験がありますね。

1月いっぱいで既に申し込みは締め切られていますが、試験を受ける皆様、準備は万端でしょうか?

サクッとメディカルハーブの基礎だけでも見直しておきましょう。

メディカルハーブについて

そもそもメディカルハーブとは何なのでしょう。

メディカルハーブにも、きとんと定義用途があります。

JIKUTA
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単純にハーブというと、料理に使うものをはじめ、ハーブティーとしてよく見聞きする程度ですが、”メディカル”と付けば、医療や薬という医学や化学のイメージが湧きます。

メディカルハーブとは

メディカルハーブの基礎

薬草香草といった香りのある植物の総称が”ハーブ(Herb)“です。

メディカルハーブ”となれば、薬用植物を指す意味になり、ハーブに含まれている成分で健康維持に役立てる分野のことを言う場合もあり、植物を利用する自然療法(ナチュロパシー)という一つの分野でもあります。

活用範囲も様々で、食料品、染料、化粧品、香料、ポプリなどのクラフトからガーデニングまで、多種多様です。

自然療法(ナチュロパシー)とは

人間が、本来持っている自然治癒力を高めることに重点を置いた療法が、自然療法(ナチュロパシー)です。

身体に余計な負担はかけず、傷つけたりもしない方法が推奨され、病気の予防手術は必要以上に施したりはしません。

19世紀末、ベネディクト・ルストという米国に移住したドイツ出身の医師が、ニューヨークに「アメリカ・ナチュロパシー・スクール」を開設して、ナチュロパシーは一般に多く知られるようになりました。

自然療法(ナチュロパシー)の歴史

ラテン語で自然病気を意味するナチュロパシーは、19世紀の後半、欧州のネイチャーキュアムーブメントから派生しています。

JIKUTA
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ネイチャーキュアムーブメントについてはよくわかりませんが、運動を意味するムーブメントというくらいなので、自然療法の何かしらの運動があったものと勝手に推測しています。

自然治癒能力は古くからある考え方で、インドの伝承医学「アーユルヴェーダ」をはじめ、中国伝統医学「中医学」、古代ギリシャ「ヒポクラテス医学」、古代アラビア「ユナニ医学」など、伝統的な医学も養生法も、個人の体質の違いを主とするところは共通しています。

人の心と体を全体的(ホリスティック)にとらえて、心身のバランスを図ろうとします。

ホメオスタシス(恒常性)

外部環境が変わっても内部環境(=体内)を一定に保とうとする働きのことを、恒常性(ホメオスタシス)といいます。

人が持つ自然治癒能力は、健康を維持するために働いていて、何らかの原因でバランスが崩れたとしても、正常に戻そうと働きます。

クロード・ベルナールというフランスの生物学者/環境学者がホメオスタシス(恒常性)を発見し、ウォルター・ブラッドフォード・キャノンという米国の生物学者は、概念を提唱しました。

詳細な働きとしては、人間はホメオスタシス(恒常性)の働きにより、外部環境が変化しても、体温心拍数血圧体液の浸透圧pHなど、生体機能全般がある一定の幅に収まるようになっています。

ホメオスタシス(恒常性)の維持は、神経系内分泌系免疫系という生体内の3つの組織系による調節システムよって行われていて、それぞれが強く影響しあっています。

つまり、暑ければ汗を出して体温を下げ、寒ければ毛穴が閉じられ体をふるわせて熱を出すように、身体を守ろうとします。

また、風邪をひいたときに、熱を出してウイルスや細菌を攻撃するのもそうですね。

疲労やストレス、睡眠不足が続いたり、過度になると恒常性を保とうとする機能のバランスは崩れてしまい、健康が損なわれることになります。

医薬品と近代医学について

メディカルハーブの基礎

メディカルハーブと医薬品・近代医学の関係についても確認しておきます。

近代医学の薬は、薬用植物に含まれる有用成分のみを抽出して、その成分と同様のものを人工的に合成する技術から医薬品が生まれていて、現在も多くの医薬品はメディカルハーブをもとに作られています。

単一成分で強く作用するので、病んでいる個所へ部分的、直接的に働き、外傷や緊急時に有効である一方、副作用の恐れがあります。

メディカルハーブは多種多様な成分を含むものの、医薬品に比べれば個々に含まれる成分量自体は医薬品に比べて少なく穏やかに働きかけて自然治癒力をあげ、全身的なバランスを回復させます。

慢性的な不調心身症などが得意な領域で、副作用も少ないとされています。

他にもある植物を利用した自然療法

アロマテラピー

メディカルハーブの基礎

アロマテラピー(芳香療法)は、自然の植物から抽出した精油(エッセンシャルオイル)を使った療法です。

精油は揮発性脂溶性の性質を持つ芳香成分で、生理作用、心理作用、薬理作用、抗菌作用を持ち、芳香浴、入浴、マッサージなどに精油を利用し、広い汎用性を持ったハーブ療法の一分野になります。

メディカルハーブと異なるところは、アロマテラピーは精油が脂溶性なのに対し、メディカルハーブは植物全体を使い、水溶性成分や脂溶性成分の両方を内外用に用います。

フラワーエッセンス

メディカルハーブの基礎

野生の花が持つ癒しのエネルギーを使った自然療法です。

必要に応じたエッセンスを選び、水やハーブティーといった飲料に滴下したり、ローションや軟膏に混ぜたり、風呂に入れるなどします。

直接舌にたらすこともあるようです。

英国の医師で細菌学者のエドワード・バッチは、バッチ・フラワーエッセンスの生みの親です。

健康が損なわれるのは、肉体的なことよりも、心理的不安(不安や悲しみ)によることが多いことに着目し、人のマイナス感情に作用する野生の植物を研究したそうです。

メディカルハーブと異なるところは、植物エネルギー(波動)を利用するので、メディカルハーブの様に植物の有効成分を利用しないというところです。

JIKUTA
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波動なんて言われると怪しい療法だなという印象もありますが(笑)、植物そのものの癒しのようなものはあると思います。

漢方薬

メディカルハーブの基礎

医薬品に指定されている漢方薬は、植物動物鉱物などを原料としています。

定められた処方で多数の原料を配合したものを使い、使用の際は注意があるうえ、副作用の可能性もあります。

メディカルハーブと異なるところは、動物、鉱物を使うところです。メディカルハーブは植物しか使いませんからね。

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