秋らしい気候になり、夏の冷たいアイスティーやスパークリングティーが次第に出番を減らし、ホットの飲料が主役になってくるシーズンですね。
紅茶にも季節によって採れる種類が変わる、クオリティーシーズンがあります。
10月に旬となる有名な茶葉を確認しておきます。
クオリティーシーズン:10月
インドのダージリンオータムナルとアッサムオータムナル、インドネシアのジャワでが10月がクオリティーシーズンとなります。
厳密に言えば、ダージリンオータムナルは10~11月、アッサムオータムナルは9~11月、ジャワは5~11月と長い期間になります。
“オータムナル”とは
オータムナルは秋摘みのダージリンのことで、10~11月をメインにしてその年の最後の収穫となります。
10月はヒマラヤから秋風が吹き、日中は寒暖差が出ます。
また、霧が出て小雨も降ることで、茶葉に刺激が加わって個性が生まれます。
熟したようなフルーツのような甘さで、柑橘系のドライフルーツの香りにも似ているといわれ、コクのある強めの渋みに、深みのあるオレンジが特徴の水色です。
ミルクティーに向いているので、日本の季節的には暖かい飲み物がちょうど美味しくなる時期なので、より美味しさを堪能できるでしょう。

JIKUTA
アッサムでも同時期に収穫するので、オータムナルとついているようです。
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