食べ過ぎ、胃もたれ、下痢、吐き気といった胃腸の不調は、いつの時代も悩みの種の一つではないでしょうか。
バランスよく、食生活を改善することも大切なのは前提ですが、ハーブの有効とされる機能を活用してみてもいいでしょう。
よくある胃腸の不調
胃腸の不調はさまざまなものがありますが、消化機能の低下、不安、緊張、イライラといった精神的なストレスも無関係ではないようです。
消化器の機能を調整する作用と、ストレスを和らげる作用のあるハーブが役立ちます。
使用するハーブは、胃腸の不快な症状を緩和させる作用、神経性の下痢を軽くするなど、消化器への直接的な作用もあるペパーミント、胃炎などに対する消炎作用、緊張を和らげる鎮静作用、腸内のガスを排出する駆風作用などがあるジャーマンカモミールが有効とされています。
レシピ

JIKUTA
花粉症対策のレシピと同様、作り方はシンプルです。
ペパーミント&ジャーマンカモミール・ティー

ペパーミント2g、ジャーマンカモミール1g、熱湯200mlで、細かくしたペパーミント、ジャーマンカモミールをブレンドし、熱湯で3分間抽出してカップに注いで完成です。
ペパーミントパウダー

材料は、ペパーミント2gで、ペパーミントをフードミルにかけ、パウダーにします。
それを適量の水で飲むだけです。オブラートでの服用は避けましょう。
さらに知っておくと◎
ハーブティーは胃への負担を軽くするために、食後にゆっくりと飲むのが基本です。
ただ、ジャーマンカモミールの消炎作用は、傷んだ胃の粘膜に直接作用させる方が有用で、食間、夜寝る前などの空腹時に飲むようにしましょう。
胃腸、特に腸の不調のケアでは、足浴や腹部への温湿布を併用すれば、さらに効果は高まるようです。
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