梅雨、そして本格的な夏の季節がやってきますが、今年は新型コロナウイルスの感染拡大防止に伴い、マスク着用する時間が例年に比べて多いです。
熱中症に気を付けなければいけませんが、夏バテにもつながってしまわないよう警戒もしています。
夏バテ対策として使えるメディカルハーブは、やはりペパーミントでしょう。
ペパーミントについて

ペパーミントというと、ガムやキャンディー、はみがきなど、多くのシーンに利用されている身近な植物です。
スースーとする感覚とメントールの影響で、気分的に爽やかになったり、眠気を吹き飛ばしてくれる香りが特徴です。
はたらき全般
シソ科 、学名はMentha piperita、和名はセイヨウハッカ、葉部を使用します。
主要成分:精油(ℓ-メントール、メントン、メントフラン)、フラボノイド(アピゲニン、ルテオリン)、カフェ酸、クロロゲン酸、
作用:賦活(ふかつ)のち鎮静、鎮痙
適応:集中力欠如、食欲不振、過敏性腸症候群
期待できること
夏バテ対策だけに当てはまるわけではありませんが、食べ過ぎ、飲みすぎ、食欲不振、消化不良、吐き気といった消化器の不快な症状を鎮めます。
ストレスによる下痢、便秘、腹痛を繰り返す過敏性腸症候群といった心身症にも用いられるのがペパーミントです。
夏バテの原因と対策
夏バテは次のことが主な原因とされています。
食生活の乱れ
食欲低下で栄養素が不足しがちです。また、冷たい物ばかり摂ると、冷え・消化機能の低下につながります。
偏食をせず、バランスの良い食事で栄養をしっかりと摂ることが大切です。
お菓子だけ、炭水化物とアルコールだけ、では疲れや不調になりやすいようです。
自律神経の乱れ
厚い外、寒い部屋の繰り返しは体に負担がかかり、体温調節する自律神経が乱れ、不調が起こりやすくなります。
冷房設定に注意し、できるだけ寒暖の差を5℃以内程度にしたいところです。
熱中症に気を付けながら、軽く体を動かし、入浴もシャワーだけで済まさず湯船に浸かって血行をよくするのがいいでしょう。
水分不足
水分とミネラルが無くなっていき脱水状態になると、重度の症状だと意識障害になったり、命の危険に及ぶこともあります
意外と汗をかいていることに自分では気づきにくいので、水分補給は早くこまめにとりましょう。
運動、入浴前後にコップ1杯、就寝前にコップ1杯の水分を摂るのがよいとされ、少し激しい運動や炎天下での活動は、さらに大量の汗やミネラルを失うことになるので、塩分などが含まれたスポーツドリンクが適しています。
睡眠不足
暑くて眠れないことで、睡眠の質が悪くなり、それはおのずと日中に影響が出てしまいます。
自律神経の不調にもつながり、他の不調へ連鎖していくと考えられます。
エアコンや扇風機のタイマー機能を使い、1~2時間で自動で切れるように設定します。
直接体に風があたってしまわないよう、できるだけ自然な発汗をうながせるようにしたいですね。
ペパーミントを使ったドリンク
冷たい物の飲みすぎはよくないですが、製氷する際にペパーミントの葉も一緒に凍らせ、レモンの輪切りと炭酸水で、見た目も爽やかなドリンクを作ってみてはどうでしょう。
クリアな炭酸水のままでもいいですし、ハイビスカスを加えて赤色のソーダにしてもいいと思います。
ベリー系のフルーツを入れてもビタミンが摂取できます。
温かい飲み物としては、ジャーマンカモミールティーにミントの葉を加えて蒸らしてもいいでしょう。
口の中をいつもよりサッパリさせられます。

写真が欲しいですね。。。
育ててみても
趣味程度の範囲ではありますが、苗を買って育てていたことがあります。

葉っぱを使ってアイスティーの飾りつけや、清涼感を強めにしたレモンティーなどに利用しました。
小さい鉢に植えていましたが、部屋の異常な暑さが水不足を招き枯れてしまいましたが、長持ちする植物だという印象はあります。

もう一度挑戦してみようと思っています。
自分の好きな時に、好きな量だけ取って活用できるのがいいです。
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