紅茶を知ろう|知識ゼロから紅茶を楽しむ

紅茶を知ろう tea

紅茶に対するイメージとはどんなものでしょうか?

まぁ正直なところ、数あるお茶の一種ではありますが、その実態や正しい知識や歴史を知る事で、より深い味わいを堪能できるものだと思っています。

まずは紅茶そのものの情報を整理していきます。

紅茶について

紅茶とは

紅茶はお茶の一種ですが、緑茶等の日本茶も、同じチャノキである学名がカメリア・シネンシスというツバキ科ツバキ属の常緑樹から作られます。

JIKUTA
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元を辿れば、作られるお茶は同じ樹からできてるということですね。

そのカメリア・シネンシスに属する二つの変種で、つぼみ(芽)、を原料に、酸化発酵)、乾燥を経て製造されたものが紅茶になります。

二つの変種は次のようなタイプです。

  • 酸化酵素の活性が強い熱帯茶の「アッサム種
  • 酸化酵素の活性が強くない温帯茶の「中国種

ここでいう酸化及び発酵の意味合いとしては、普段の生活における酸化や発酵とは異なり、酸化酵素(ポリフェノール・オキシダーゼ)という酵素をフル活用した酸化(褐変)現象になります。

また、紅茶にも国際標準化機構が標準規格を定めており、ISO-3720になります。

茶の生産

紅茶を含め、総合的に茶はどれくらい生産されているのでしょうか。

国際茶業委員会(International TEA Committee)という組織の発表によれば、 2017年世界の茶生産量は581万1,631tで過去最高を記録したのだそうです。

6割強が紅茶、約3割が緑茶と推計されていて、近年においては中国中心に緑茶の生産量が拡大傾向にあるようです。

国別にみると、1位は中国で260万t、2位はインドで132万t、3位はケニアで43万t( 干ばつの影響があった模様)で、日本は前年並みの7・8万tなのだそうで、08年比では16%減と大きく減少していることもあるようです。

世界的に茶の需要は拡大する見通しで、ケニアをはじめマラウィやルワンダ、ウガンダなどアフリカ諸国を中心に生産量が拡大すると予測されます。

アジア、アフリカにおいて茶は特産物だということがわかります。

そもそも、ウーロン茶や紅茶においては、17~18世紀あたりに、中国南西部の雲南省、四川省、福建省の山岳少数民族によって、個別の緑茶造りから派生したとされています。

自然発生的に、生の葉に物理的かつ科学的な変化が加わり、”発酵”してできたものになります。

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イギリスやオランダなど、欧州諸国の輸送船の中で輸送中に茶葉が発酵し、偶然的に紅茶になったという説はどうやら史実ではないみたいです。しかし、個人的には好きなファンタジーです。

主要生産国と生産(育成)環境の条件

紅茶の主要生産国は、インドケニアスリランカインドネシアトルコ中国になります。

この国々で、世界生産の6割が占められています。

年中紅茶が生産できる赤道を中心としたティーベルトから、北限はジョージア、南限はアルゼンチンのニシオネスという場所になります。

日本にも紅茶はあり、和紅茶や地域の特色を生かしたいわば郷土料理のような地紅茶というものがあります。

しかしながら、やはり歴史的な面からイメージしやすいのは緑茶で、生産も難しかったのか、昭和46年(1971年)に外国産紅茶の輸入が自由化されています。

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日本の紅茶は、渋みが少なく飲みやすいベニフウキなどが有名でしょう。

インドやスリランカといった、いわば紅茶大国に肩を並べることは非常に難しいでしょう。

というのも、紅茶の生産に必要な条件として、次の4つが重要とされているからです。

1.高温多湿

2.多雨・モンスーン気候

3.安い労働力

4.広大な農地

日本にも似たような状況が無いわけではないのですが、インドやスリランカといった主要生産国に比べれば、やはり環境的に厳しいですね。

紅茶の加工について

第一次加工:ブレンド原料茶製造

次の工程でブレンド原料茶は造られます。

摘採(てきさい)→萎凋(いちょう)→揉捻(じゅうねん)→切断→発酵→乾燥→完成

最初の摘採では、茶樹の生葉を手摘みします。萎凋では、葉の水分を半分くらいにして、揉捻は揉む・切るといった処理となり、この時点で発酵は始まっていて、乾燥の時点で荒茶といわれる状態になっています。

18世紀以降、中国における自然発生的製造方式が、インドからイギリスにわたり、伝統的製法(オーソドックス)と呼ばれるものになりました。

しかし、オーソドックスにおける製法では、紅茶の抽出時間がかかってしまうこともあり、そこで考えられたのがCTC製法になり、ティーバッグ全盛期の原動力にもなりました。

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CTCは、Crush つぶすTear 引き裂くCurl 丸めるの頭文字をとったものです。

第二次加工:ブレンド紅茶完成

二次加工では、ブレンディング(配合)フレーバリングが行われます。

ブレンディングでは、水質や価格、各種メーカーによる特色も考えられたうえでの配合がなされ、フレーバリングはブレンド紅茶に人工的着香、つまり香りがつけられる工程となります。

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配合は、飲む人(消費者)の好みによって混ぜ合わせ(ミックス)ることではありません。

第三次加工:ブレンド紅茶加工

この段階における加工は、茶葉の形状やサイズ調整、不要物の除去が行われます。

ティーバッグ加工・包装、容器包装、ホテルやレストラン向けの大型容器包装、バルク包装が行われます。

まとめ

というわけで、紅茶が好きなら紅茶の事を少しでも知っておくため、概要程度ではありますが基本じゃないかな~と思う内容にしてみました。

概要ですので、細かいことはまた別記事にするとして、あくまで基本的な情報としてですので、今後の生産国の情勢や環境次第で、変わっていく可能性もあるので、その際は随時更新していきます。

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