ブレンド紅茶の先駆けとされる『リッジウェイ』の7種のフレーバーが楽しめるティーバッグセットを試しました。
いろいろなフレーバーを手軽に楽しみたい方におすすめです。
リッジウェイ Ridgways
英国に紅茶が広まっていたものの、紅茶は東インド会社が輸入の独占権を握っていたことにより、品質が不安定で、高価なものでした。
そんあ不満要素がある中、「公正な価格で最高の品質を」と挑戦を始めたのがリッジウェイの創設者トーマス・リッジウェイです。
1836年にロンドンに初めて店をオープンし、紅茶搬送帆船( ティークリッパー)を走らせて次々に新しい紅茶を手に入れ、当時珍しかったブレンド紅茶をスタートさせ、そこから次第にブレンドのリッジウェイとしての地位を確立させていったのがこのメーカーです。

リッジウェイも老舗ですが、ブレンド紅茶の先駆者としての確立は相当なものなようです。
アソートティーバッグ(7種21袋)
というわけで、いろいろ試してみたいと思ったので、7種のフレーバーが3袋ずつ入ったアソートタイプのティーバッグにしました。

ダージリン(紫)、S.B.J. for Milk Tea(山吹茶)、イングリッシュ・ブレックファースト(青)、H.M.B.(黒)、アッサム(深緑)、アールグレイ(翡翠)、アフタヌーン(赤)といったフレーバーで、全部で7種類です。
どれも程よいフレーバーで、極端に香味が偏らないブレンド紅茶です。
S.B.J. for Milk Teaというフレーバーは、Special Blend for Japanの頭文字をとったもので、文字通り日本人向けのブレンドになっており、なおかつミルクティー向きです。

ミルクティーにしていただきました。

S.B.J. for Milk Tea、ミルクを入れる前にストレートでも飲みました。普通に飲めますが、やはりミルクティー向きかなというくらい渋味もコクも強い気がします。
イングリッシュ・ブレックファースト、アッサム、アフタヌーンもやはりミルクによく合うと思います。
ダージリン、アールグレイはストレートで飲み、香りや渋みがほどよくあってよかったです。
ブレンド紅茶ゆえに、リッジウェイはバランスの良い紅茶という印象です。
女王陛下のためのブレンド H.M.B.
H.M.B.というフレーバーは、 Her Majesty’s Blendの頭文字をとったもので、1886年、ヴィクトリア女王のための特撰ブレンドとして完成させたものだそうです。
リッジウェイを代表する自慢の傑作ブレンドでもあり、気品あふれる香気とコクのある深い味わいが特徴です。
H.M.B.=リッジウェイ紅茶というほど、メーカーの顔なのだそうです。

ストレートでもミルクティーでも楽しめるブレンドです。
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